児童発達支援プログラムの一日の流れ
- Colorful Kids
- 2024年8月26日
- 読了時間: 3分
児童発達支援を受けたいと考えているけれど、「具体的にどのようなスケジュールで過ごすのかイメージできない」という保護者の方もいますよね。
そこでこの記事では、児童発達支援プログラムの一日の流れを具体的にご紹介します。
事業所ごとに細かい内容が異なったり、平日・休日・長期休みでも変わったりしますが、おおよその流れとして参考にしてみてください。
もくじ
児童発達支援プログラムの一日の流れ
9:00~ 通所
・健康状態の確認、検温
・手洗い、うがい
・荷物の整理、トイレ
到着したら、体調に変わりはないか保護者に確認し、視診や検温を行います。
身支度をできるだけ自分で行えるよう習慣づけたり、難しい部分は職員が手伝いながら進めたりします。
10:00~ 朝の会
・挨拶
・名前を呼ぶ
・一日のスケジュール確認
その日一緒に過ごす友だちやスケジュールを認識することで、見通しを持って活動できたり安心して過ごせるようになったりします。
職員が進めることもあれば、司会ができる子が交代で行ったり当番制を設けたりと役割を任せることも責任感や達成感を感じられます。
10:15~ 個別支援プログラム
・手先の訓練
・認知訓練
・学習
個別支援計画に基づき、課題に応じた遊びや作業内容を設定します。
子どもや保護者の意向を組み込みながら、生活や集団行動を行う上で必要な内容をそれぞれ行います。
10:30~ 余暇活動
・自由遊び
・友だちとの関わり
・職員との関わり
一人一人の好きな遊びを一緒に見つけたり楽しんだりします。
友だちや職員との関わりの中で、必要なやりとりや言葉を促しながら楽しく過ごせるようにします。
11:00~ 集団支援プログラム
・ダンス
・体操
・ゲーム
知育、療育、体育など複合的な観点から季節やメンバーに応じたプログラムを組みます。
集団の中でのルールや、人と関わることの楽しさを学ぶことができます。
12:00~ 昼食
持参したお弁当や事業所で用意された給食などを食べます。
介助が必要な場合は職員がつき、みんなで一緒に食事をする楽しさを感じながら自分で食べます。

13:00~ 選択活動
・制作
・掃除
・ウォーキング
複数用意されたプログラムの中から、好きな活動を選んで行います。
自分で選択する経験をしながら、やりきる達成感も感じられます。
13:30~ 個別支援プログラム
午前と同様に、個別支援計画に基づいた活動を行います。
14:00~ ソーシャルスキルトレーニング
・DVD
・グループワーク
・ゲーム
コミュニケーションのとり方や公共の場でのルールなど、社会性を養う訓練を行います。
基本的な挨拶や約束事を理解したり、グループワークで実際に行動したりと様々なプログラムを展開します。
15:00~ おやつ
事業所で用意されたおやつをみんなで一緒に食べます。
楽しい雰囲気の中で食べ、ゆったりと過ごします。
15:45~ 帰りの会
・名前を呼ぶ
・その日の振り返り
・挨拶
その日の活動内容や出来事、楽しかったことなどを確認したり発表したりします。
次回の予定やイベントなどを確認して、通所を楽しみにできるように促します。
16:00~ 帰宅
保護者が迎えに来た子から帰宅したり、自宅まで送迎を行ったりします。
その日の様子や出来事を保護者に伝え、情報共有を密にできるようにします。

まとめ
児童発達支援プログラムの一日の流れをご紹介しました。
個別支援プログラムは子どもの課題に合わせて保護者と相談しながら決めたり、集団プログラムはイベントや外出を行ったりと臨機応変に組まれています。
課題をクリアしながら友だちとの関わりも深まり、楽しく充実した時間を過ごせる内容となっています。
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